OTOTOYチーフ・プロデューサー、Limited Express (has gone?)、BOROFESTA等の飯田仁一郎です。
大地震、大津波、そして原子力発電所の事故、この未曾有の災害により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
1995年阪神・淡路大震災の時、当時高校生だった僕は、実家の兵庫県西宮市にいて被災者となりました。電気は3日間、ガスは1ヶ月来ませんでし た。学校は遺体の安置所となり、1ヶ月以上開校出来ませんでした。そうした体験から、この大地震が起こった後、ミュージシャンとして、そして音楽配信サイ トOTOTOYで働く者として、今何が出来るかを考えました。ミュージシャンは、音楽を生むことが出来ます。音楽配信サイトは、それを出来るだけ早く販売 し、お金に変えることが出来ます。そこで、OTOTOYで東日本大地震救済支援コンピレーション・アルバムを作ることに致しました。
アルバム・タイトルは、『Play for Japan』。「日本の未来のために演奏する」と言う意味を込めています。
まずOTOTOYと関わりのあるミュージシャンやレーベルの方をお誘いしました。当初は50曲ぐらいと予想しておりましたが、様々な皆さんにご協力 いただいて、なんと112アーティスト、112曲もの楽曲が集まりました。また一般公募したジャケット・デザインにも多くの参加があり、その中から6人の 方にお願いし、素敵なジャケットが出来上がりました。それを、OTOTOY編集部と多くのライター、3人のマスタリング・エンジニアが編集し、このアルバ ムが世に出ることになりました。この間、わずか5日。みなさんの熱い気持ちを感じていただければと思います。
こうして完成させることが出来た『Play for Japan vol.1-vol.6』。販売に当たっては、クレジット決済手数料約5%と、著作権管理事業者へ登録済の楽曲に関しては、著作権料約7.7%を除いた全 ての売り上げを、東日本大地震の義援金として、日本赤十字社を通じて寄付致します。ミュージシャン、デザイナー、ライター、エンジニア、編集部… 皆が出来る事を精一杯行ってエネルギーとお金を生み、それらが少しでも被災した皆さんの助けになれば幸いです。
発売日は、2011年3月17日。我々の思いが、少しでも被災地に届きますように。みなさん、一緒に、粘り強く、再建と復興をめざして歩んでいきましょう。
飯田仁一郎(OTOTOYチーフ・プロデューサー/Limited Express (has gone?)/BOROFESTA等)